幸せを願う槌の音を響かせつくる結婚指輪。
金塊から金づちで延ばしてゆき、硬くシメた「一本の地金から2本に分けあう絆づくり」は
鍛造とよばれ古くからブライダルに受け継がれている伝統技法です。

工程のはじまりは素材づくりから。
純度を極めた指輪約2本分の地金を高温の火で配合し
素材の展延性に合わせて、火入れと叩きを対話するように繰り返す加圧作業。

2本分に伸ばした地金を、リングサイズの長さに切り分け
やさしく孤を描くように丸めて繋ぎ合わせます。
内側に刻む刻印は一文字ずつお幸せを願って。

伝統的な鍛造技法は金づちで叩く加圧作業により地金が鍛えられ加圧硬化を起こし、
中の気泡が抜けてより密になり、重量感が得られる丈夫な指輪に仕上がるのが特徴です。

素材の魅力を存分に引き出し品質を高めてゆく作業は、
細かな手順を必要とし、多くの時間を費やしますが、最終磨きまで丁寧に息を吹き込むことで
素材美が湛える、ぬくもりのある優しい指輪に。

ハンドメイドの極みが生かされる鍛造ジュエリーを、選んで頂いたお客様の想いにお応えできるよう、
永く愛される指輪づくりに妥協なく取り組み、想いを与る絆づくりの送り手として確かな素材と技術でお届けしています。

峯 浩二
Mine Koji

1999年より貴金属の加工技術、鍛造技法の修業をスタート。
宝飾職人として1万点以上の製造・修理・加工の実績を積み、営む歳月を経てブライダルジュエリーを展開。
ハンドメイドで素材の性質を生かし、優れた質感を引き出すためのデザイン・成型・加工をもとに、
繊細な技術力でフルオーダージュエリーも対応。